御斯葉(ミシバ)おろしは、元天神社より神霊を榊に宿して密かに町の要所に建て、町中を聖なる場とする神事。御大祭に先立つ6日前、元天神での神事で、榊に山の心霊を宿し、深夜、見付地区の13箇所に榊を立てて清める。 ≫≫詳細 浜垢離は、祭りに参加する氏子の心身を清めるための行事で、遠州灘の福田海岸にて、御大祭の3日前に行われる。 松原と海浜で行われる神事の後、神職、先供、輿番、氏子の順に、波打ち際より海に飛び込み禊をした後、祭組毎に松原に陣取り、宴を催す。 ≫≫詳細 御大祭の前夜に行われる神社境内を清める神事。 消灯し庭火が焚かれる中、御池の西北にある伊勢神宮遥拝殿の扉の中には浜の清祓に用いた鉾が立てられ、宮司により祝詞が詠まれる。大麻と浜より持ち帰った海水や砂で、本殿四方を始め境内が隈なく清められる。 ≫≫詳細 全28の祭組が、4つの集団を形成し、街道を練り歩いた後、順次拝殿に集結する。オイショ、オイショという掛け声の中、拝殿の中で激しく乱舞する鬼踊りが繰り広げられる。 午前0時半、煙火の合図と共に全町一斉に消灯され、暗闇の中、神輿が矢奈比賣神社から遠江国総社・淡海国玉神社へ渡御される。 翌日は、打って変わった静寂の中、鳳輦車に乗せられた神輿は、見付地区各所を巡行後、矢奈比賣神社弊殿に収まり、8日間にわたる祭典は終了する。 ≫≫詳細 この頁の先頭へ
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